ニューヨークファッションウィークは9月にオンラインで開催され、日程は3日間に短縮される

米国ファッションデザイナー協会（Council of Fashion Designers of America、以下CFDA）はこのほど、2021春夏コレクションを9月14日から16日までオンラインで開催することを正式に発表した。

大衆の需要が十分に高ければ、9月17日まで延長する可能性がある。現在、この短縮日程は2021春夏のファッションウィークに限られている。

6月に英国ファッション協会（British Fashion Council）が開催したオンラインロンドンファッションウィーク、オンラインで開幕したばかりのパリの高定ファッションウィーク、そして間もなく開催されるミラノのデジタルファッションウィーク（Milano Fashion Week Digital）と似ており、今回のニューヨークファッションウィークもオンラインで開催される予定で、主にまだ収束していない新型コロナウイルスの流行期間に健康と安全を優先している。

CFDAのマーケティングとイベントを担当するマーク・ベックハム副社長はこのほど、デジタル化された形式は各ブランドのファッションショーを今回の慌ただしいスケジュールにより容易に適応させることができると述べた。

彼はインタビューで、「私たちは3日以内に予定通りの数の展示を手配することができます。今回のファッションショーはオンラインで開催されるので、各ブランドショーの間で時間的な衝突を考慮する必要はありません」と述べた。さらに、流行がファッション業界の経済に与える影響で、この四半期をスキップするデザイナーもいる可能性を指摘した。

これまで、米国のデザイナーブランドMarc JacobsとMichael Korsは9月のニューヨークファッションウィークに参加しないと発表してきたが、Michael Korsは今年10月にブランドの2021年春の新作シリーズの発表ファッションショーを別途開催する予定だ。

CFDAは、今回のファッションウィークの露出率を最大限に高めるために、参加するすべてのブランドに「オンラインリソース」を提供する計画だと紹介した。

詳細と更新されたファッションウィークのスケジュールCFDAは公式サイトではまだ発表されていない。